99式自走155mm榴弾砲

99式自走155mm榴弾砲99式自走155mm榴弾砲
99式自走155mm榴弾砲|砲塔横向き99式自走155mm榴弾砲|砲塔横向き
99式自走155mm榴弾砲|車体後部車体後部
99式自走155mm榴弾砲|車体後部車体後部
99式自走155mm榴弾砲|車体側面車体側面
99式自走155mm榴弾砲|車体前部車体前部
99式自走155mm榴弾砲|砲部分砲部分
99式自走155mm榴弾砲|重機関銃座重機関銃座
99式自走155mm榴弾砲|履帯部分履帯部分
99式自走155mm榴弾砲|武器学校展示試作車試作車
99式自走155mm榴弾砲|装備品展示装備品展示
99式自走155mm榴弾砲|装備品展示装備品展示
99式自走155mm榴弾砲|観閲行進観閲行進
99式自走155mm榴弾砲|観閲行進観閲行進
99式自走155mm榴弾砲|観閲行進観閲行進
99式自走155mm榴弾砲|走行走行
99式自走155mm榴弾砲|陣地進入陣地進入
99式自走155mm榴弾砲|陣地進入陣地進入
99式自走155mm榴弾砲|陣地進入陣地進入
99式自走155mm榴弾砲|実弾射撃(横向き)実弾射撃
99式自走155mm榴弾砲|実弾射撃実弾射撃
99式自走155mm榴弾砲|多砲門同時射撃多砲門射撃
装備品性能詳細
配 備 1999年
価 格 約9億6000万円
全 長 11.30m
全 幅 3.20m
全 高 4.30m
全備重量 40.0t
最高速度 49.6km/h
旋回性能 超信地
搭載機関 水冷4サイクル
直列6気筒ディーゼル
出 力 600PS
乗 員 4名
最大射程
  • ・約40,000m(噴進弾)
  • ・約30,000m(通常弾)
発射速度 18発以上/3分間(最大)
武 装
弾 薬 155mmH
開 発 防衛省技術研究本部
(現:防衛装備庁)
製 造
  • 車体:三菱重工
  • 砲塔:日本製鋼所
装備品概要解説
99式自走155mm榴弾砲|射撃後の離脱射撃後の離脱

75式自走155mm榴弾砲の後継として1985年から防衛省技術研究本部で開発が始まり1997年に実用試験を開始、そして1999年に制式化された最新の国産自走榴弾砲です。

自走式で機動性に優れているため陣地進入から1分以内で射撃が開始でき、また射撃後の離脱までも迅速に行えることも生存率向上に繋がります。

履帯(キャタピラ)やエンジンなどには89式装甲戦闘車と共通のパーツが使用されて、開発・製造コストを抑える工夫がされています。

車体前部右側に操縦席、その左側が機関室、車体後部に全周旋回式のアルミ合金製砲塔が搭載され、砲塔内左側前部に車長、後方に装填手、右前部に照準手が搭乗します。

99式自走155mm榴弾砲|車体後部車体後部

砲塔後部右側には99式弾薬給弾車から供給される弾薬を送り込む装置があり、自動的に弾薬が車内に補給できる様になっています。

射撃時には自動供給された弾薬が自動装填装置により装填され、主砲の52口径155mm榴弾砲にから3分間で18発以上のバースト射撃が行えます。

弾薬の装填や砲塔の旋回は油圧式で、移動時には長い砲身を車体に引き込む機構が備えられているため、射撃状態に比べてれば移動がしやすくなります。

主砲弾は155mm榴弾砲FH-70でも使用されているヨーロッパ系の砲弾と、アメリカ系の榴弾砲で使用する砲弾の両方が使用可能になっているので汎用性が高いです。
有効射程は通常弾で30km、ベース・ブリード弾(噴進弾)で40kmとされています。

99式自走155mm榴弾砲|実弾射撃実弾射撃

戦車とは異なり基本的に榴弾砲は撃ち出される砲弾とそれを撃ち出す装薬は別に装填します。

この99式自走155mm榴弾砲に使用される創薬には国産の99式発射装薬を使用するユニチャージ式が採用され、射程に応じて1~6個を組み合わせて使用します。

指揮装置には特科専用戦術ネットワークの野戦特科射撃指揮装置(FADAC)とリンクして、他の砲と連携した同時着発射撃を行ったり指揮所からの遠隔射撃も行えます。

精密射撃が迅速に行えて高度に制御された装備のため高価になってしまい、現在のところ富士学校の富士教導団や北海道の一部の特科部隊への配備に限られています。