陸自調査団 【陸上自衛隊装備品】
地対艦・対戦車誘導弾(ミサイル)
戦車、装甲車、艦艇などを滑空砲や榴弾砲等の大口径火砲で迎え撃つ以外にも誘導弾(ミサイル)により対処できる装備を自衛隊はもっています。対戦車誘導弾は遠距離から敵を補足して装甲の薄い部分を狙って撃破。地対艦誘導弾は内陸部に展開して山肌を越えて沿岸部の上陸艇や艦艇に損害をあたえます。装甲に適した成型炸薬を用いることで普通科部隊が個人携行した装備でも装甲車両を撃破できる誘導弾も配備されています。
対戦車
01式軽対戦車誘導弾
無反動砲(バズーカ)と同様に個人で携帯して敵戦車などを撃破する最新の対戦車誘導弾。撃ちっぱなし射撃が行えるので生存性も高くなっています。水平飛翔する低伸弾道モードと敵車両上部から襲いかかるダイブモードが選択できます。地対艦
12式地対艦誘導弾
88式地対艦誘導弾の後継として開発された国産の地対艦誘導弾。03中距離地対空誘導弾の様に重装輪車ベースの車体に垂直発射式のコンテナを搭載。GPS等を搭載した誘導弾は山陰などから射撃が行えるため生存性も向上しています。88式地対艦誘導弾
F-1支援戦闘機搭載の80式空対艦誘導弾ASM-1を車両に搭載して地上発射式にした装備。3t半トラック後部に6発入りの円柱状ランチャーを搭載しています。ロケットモーターで飛翔後に小型ジェットエンジンに切り替わり目標に誘導されて命中させます。多目的対処
中距離多目的誘導弾
79式対舟艇対戦車誘導弾や87式対戦車誘導弾の後継としてXATM-6の名称で開発された多目的目標対処誘導弾。96式多目的誘導弾の教訓を活かして開発され撃ちっぱなし射撃も可能な戦車、艦艇など多目的目標に対処できるミサイルです。79式対舟艇対戦車誘導弾
有線式の64式対戦車誘導弾を改良して光学式半自動誘導方式が使われている戦車、舟艇共に対応できる多目的ミサイル。重MATとも呼ばれる誘導弾で89式装甲戦闘車の砲塔両側にも搭載されています。-
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- 99式自走155mm榴弾砲
- 203mm自走榴弾砲
- 96式自走120mm迫撃砲
- 87式自走高射機関砲
- 多連装ロケットMLRS
- 155mm榴弾砲FH70
- 81mm迫撃砲L16
- 120mm迫撃砲RT
- 84mm無反動砲
- 03式中距離地対空誘導弾
- 地対空誘導弾 改良ホーク
- 11式短距離地対空誘導弾
- 81式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 91式携帯地対空誘導弾
- 01式軽対戦車誘導弾
- 12式地対艦誘導弾
- 88式地対艦誘導弾
- 中距離多目的誘導弾
- 79式対舟艇対戦車誘導弾