観測ヘリコプター OH-1

観測ヘリコプターOH-1観測ヘリコプター OH-1
観測ヘリコプターOH-1|スキー板装着OH-1|スキー板装着
観測ヘリコプターOH-1|機体正面機体正面
観測ヘリコプターOH-1|機体側面機体側面
観測ヘリコプターOH-1|機体後部機体後部
観測ヘリコプターOH-1|テイルローターテイルローター
観測ヘリコプターOH-1|痛オメガ痛オメガ
観測ヘリコプターOH-1|第1ヘリコプター団第1ヘリコプター団
観測ヘリコプターOH-1|西部方面航空隊西部方面航空隊
観測ヘリコプターOH-1|スキー板装着スキー板装着
観測ヘリコプターOH-1|装備品展示装備品展示
観測ヘリコプターOH-1|低空移動低空移動
観測ヘリコプターOH-1|着陸体勢着陸体勢
観測ヘリコプターOH-1|正面(飛行時)正面(飛行時
観測ヘリコプターOH-1|側面(飛行時)側面(飛行時)
観測ヘリコプターOH-1|急降下急降下
観測ヘリコプターOH-1|急降下急降下
観測ヘリコプターOH-1|機動飛行機動飛行
観測ヘリコプターOH-1|機動飛行機動飛行
観測ヘリコプターOH-1|機動飛行機動飛行
観測ヘリコプターOH-1|機動飛行機動飛行
観測ヘリコプターOH-1|機動飛行機動飛行
装備品性能詳細
配備年月 2000年
価 格 約25億円
全 長 13.40m(胴12.00m)
同体幅 3.30m
全 幅 11.60m
全 高 3.80m
ローター径 11.60m
全備重量 約2.5t
最高速度 270km/h
航続距離 約550km
上昇限度 4,880m
乗 員 2名
搭載機関 三菱TS1-M-10ターボシャフト×3
出 力 777HP
武 装 空対空ミサイル×4
開 発 防衛省技術研究本部
(現:防衛装備庁)
製 造 川崎重工
装備品概要解説
観測ヘリコプターOH-1|低空ホバリング観測ヘリOH-1

OH-6Dの後継として1992年より開発が始まり、開発完了後の2000年から配備が開始された純国産の観測ヘリコプターです。

これまでの自衛隊で運用されてきたヘリとは外観からも大きく異なり、アメリカのRAH-66コマンチに近い見た目になっています。

テイル・ローター部分も特徴的で、これは「ダクテッド・テール・ローター(ダクテッド・ファン)」と呼ばれるもので、ブレードを不等間隔に配置しているため騒音を抑えて、観測ヘリとして有利な隠密性の向上に繋がっています。

このタイプのダクテッド・ファンが使用されている機体は自衛隊だけではなく、東京消防庁のドーファンⅡ警視庁航空隊のヘリにも採用されています。

観測ヘリコプターOH-1|メインローターメインローター

エンジンは完全デジタル制御システム(FADEC)が搭載され、メイン・ローターにヒンジレス(無関節)タイプのローターシステムの採用と素材に軽量で強靭なグラスファイバーが使われていることで、宙返りも可能な高い運動性と操縦性が備わっています。

機体の防護性能として座席周辺には被弾に耐える装甲や風防(キャノピー)の防弾化や、二重構造の油圧・操縦系統、強靭な素材のローターなどにより高い生存性を得ています。

また、OH-6Dとは異なり座席はダンデム(縦列)式で、前後にパイロットが搭乗する形式は対戦車ヘリAH-1SコブラAH-64Dアパッチにも共通します。

この機体幅が1m程と狭い構造によって空力的にも有利で機動性が高く、レーダーでの探知や光学(目視)などによる発見率も低くなり、誘導弾(ミサイル)や機関砲弾等からの被弾率も抑えられます。

観測ヘリコプターOH-1|探索サイト探索サイト

コックピットもアナログから近代的な電子化された複数のカラー液晶を備え、複合電子機器、高度な自動操縦システムなどによる自動ホバリングも可能となっています。

観測ヘリとしての機能としてメイン・ローターマスト下方には可視光カラーTV、赤外線センサー、レーザー測距離装置を一体化した索敵サイトを搭載していて、この探索サイトによって昼夜を問わず探知、認識任務にあたることが可能となっています。

これらの観測装置と合わせて今までの観測ヘリには無かった自衛のための空対空ミサイルを2発内臓したポッドを機体両側に1基ずつ搭載もしています。

OH-6Dに代わる高性能な偵察ヘリですがその分1機20億以上と高価だったこともあり、現在のところ34機(これに試作機4機)で製造は終わっています。
製造された機体はすべて全国の対戦車ヘリコプター隊(第1~5対戦車ヘリ隊)、各方面隊と航空学校に配備されています。