輸送防護車|MRAP

輸送防護車|MRAP輸送防護車
輸送防護車|後部乗降扉輸送防護車|後部乗降扉
輸送防護車|V型構造底部V型構造底部
輸送防護車|樹脂製燃料タンク外部樹脂製燃料タンク
輸送防護車|上部銃座車体上部銃座
輸送防護車|ワイヤーカッターワイヤーカッター
輸送防護車|側面小窓開放側面小窓開放
輸送防護車|コンバットタイヤコンバットタイヤ
輸送防護車|前方輸送防護車
輸送防護車|上部ハッチ開放上部ハッチ開放
輸送防護車|観閲行進観閲行進
輸送防護車|MINIMI搭載MINIMI搭載
装備品性能詳細
配 備 2015年3月
全 長 7.18m
全 幅 2.48m
全 高 2.65m
全備重量 約15t
最高速度 約100km/h
航続距離 約800km
乗 員 10名(後部乗員席8名)
武 装 5.56mm機関銃MINIMI×1
製 造 タレス・オーストラリア
(輸入購入による配備)
装備品概要解説
輸送防護車|装備品展示装備品展示

主に、海外にいる邦人などを安全に陸路で輸送することを目的として配備された、装輪式装甲輸送車です。
搭乗車両が地雷やIED(即席爆弾)などにより、車体が攻撃を受ける不測の事態が起きた場合でも、乗員の安全を確保することに優れています。
「MRAP」とは(Mine Resistant Ambush Protected)の略で、地雷による攻撃を受けても衝撃から耐えられる性能を持つという意味ことを意味しています。
オーストラリア製の「ブッシュマスター装甲車」を輸入購入していて、日本国内でのライセンス生産などは行っていません。

この輸送防護車(MRAP)の大きな特徴として、起爆した地雷の爆発による衝撃から乗員を守るため、車体底部がV型構造になっている事です。
この耐爆構造のV型底部が備わっている事で、爆風を車体左右に分散して爆風の直撃から逃れられます。
また、内部ではなく車体外部に燃料タンクを搭載している理由も、爆発などの衝撃により、燃料タンクが誘爆して車内に被害が及ぶのを防ぐ目的からです。

輸送防護車|舗装路での走行舗装路での走行

もし、燃料タンクが爆発したとしても外部にあるため、タンクのみが吹き飛ぶだけで被害を最小限にできます。
この燃料タンクは分厚い樹脂製で、被弾しても火花が出ないため引火の恐れもなく、被弾してもタンクを貫通した銃弾による銃痕は、再現性のある樹脂素材のタンクのため、燃料漏れも最小限に留められます。
万が一、外部タンクが無くなってしまった場合でも、車体内部に予備タンクがあるので、危険な地域から離脱できる程度の走行が続けられます。

使用されているコンバットタイヤは国際規格のもので、陸上自衛隊でも「重装輪回収車」「03式中距離地対空誘導弾」などの、重装輪車と同一のタイヤが使用されて統一化されています。

人の乗降は後部の大型扉からのみで、運転席に搭乗するドライバーなどもここから乗り降りします。
また、車体上部には自衛のために機関銃座が搭載されたハッチがあり、この銃座に5.56mm機関銃MINIMIを搭載する事ができます。

車体上部前方にはワイヤーカッターが設置されていて、PKO等の国際任務の際に、上部ハッチから身を乗り出している隊員が電線などでの負傷を防げます。
タレスオーストラリアから輸入する際にハンドル位置を左右で選択でき、配備された輸送防護車は日本と同じ右ハンドルの車両を購入しています。

まず最初に宇都宮駐屯地の中央即応連隊に4輛が優先配備されました。