陸自調査団 陸上自衛隊装備品架橋装備

07式機動支援橋

07式機動支援橋|架設車・ビーム運搬車07式機動支援橋|架設車・ビーム運搬車
07式機動支援橋|橋節運搬車 07式機動支援橋|橋節運搬車
動作展示「07式機動支援橋」
07式機動支援橋による架橋展示
07式機動支援橋
07式機動支援橋|架設手順①架設手順①
07式機動支援橋|架設手順②架設手順②
07式機動支援橋|架設手順③架設手順③
07式機動支援橋|架橋時の展開展示展開展示
07式機動支援橋|ガイドビーム展開時ビーム展開時
07式機動支援橋|橋節供給橋節供給
07式機動支援橋|橋節連接橋節連接
07式機動支援橋|橋節の繰り出し橋節の繰り出し
07式機動支援橋|携帯操作箱携帯操作箱
架設車
07式機動支援橋|架設車架設車
07式機動支援橋|架設車後部架設車
07式機動支援橋|架設車後部架設車
07式機動支援橋|架設車アタッチメント部アタッチメント
07式機動支援橋|架設車アタッチメント部アタッチメント
07式機動支援橋|架設車操縦部操縦部
07式機動支援橋|アタッチメント接続アタッチメント接続
07式機動支援橋|架設車操縦架設車操縦
07式機動支援橋|ビーム部供給ビーム部供給
07式機動支援橋|ビーム部供給ビーム部供給
07式機動支援橋|アウトリガーアウトリガー
07式機動支援橋|観閲行進観閲行進
ビーム運搬車
07式機動支援橋|ビーム運搬車ビーム運搬車
07式機動支援橋|ビーム運搬車後部ビーム運搬車
07式機動支援橋|ビーム部ビーム部
橋節運搬車
07式機動支援橋|橋節運搬車橋節運搬車
07式機動支援橋|橋節運搬車後部橋節運搬車
07式機動支援橋|橋節運搬車行進橋節運搬車行進
07式機動支援橋|橋節運搬車行進橋節運搬車行進
07式機動支援橋|橋節運搬車行進橋節運搬車行進
装備品性能詳細
調達開始 2007年
全 長
  • ・架設車:11.99m
  • ・橋節運搬車:10.51m
全 幅
  • ・架設車:2.94m
  • ・橋節運搬車:2.98m
全 高
  • ・架設車:3.79m
  • ・橋節運搬車:3.61m
全備重量
  • ・架設車:25.46t
  • ・橋節運搬車:23.97t
最高速度 85km/h
橋 幅 4.2m
橋 長 最大60m
架設高低差 ±5%
通過可能重量 最大60t
乗 員 3名
構 成
  • ・架設車×1
  • ・ビーム運搬車×1
  • ・橋節運搬車×4
  • ・機材車両×5
これらを1セットとして構成
開 発 防衛省技術研究本部
(現:防衛装備庁)
製 造 日立製作所
装備品概要解説
07式機動支援橋|架設車架設車

81式自走架柱橋の後継として開発された河川や地峡(2つの陸地を結ぶ狭い土地)に戦車などの重量車両を通過させるための組立式架橋装備。2007年から配備が始まり日立製作所により製造が行われています。

より第1線部隊の行動を容易にするため81式自走架柱橋では通過させられなかった重量50tを超える90式戦車99式自走155mm榴弾砲などの重車両にも対応しています。

これまでの81式自走架柱橋は通過可能重量が最大42tでした。また架橋の際に河川内などへ架柱(橋脚)を立てなければならなく、河川の流速や深さ、川底状況によって設置に制限がありました。
そこで架柱が不要な"単径間橋タイプ"の架橋装備が必要とされ07式機動支援橋が配備されることになりました。もともと海外にはこのタイプの架橋装備がありましたが、日本の道路交通法に規定されるサイズに合うものが無かったため国内開発されました。

戦車などの単独通行だけではなく車幅が狭い1/2tトラック(73式小型トラック)などの車両であれば対面通行も可能です。

架橋システムについて
07式機動支援橋|架設車・運搬車後部架設車・運搬車

架橋システムとして、架設車×1、ビーム運搬車×1、橋節運搬車×4、支援機材車両×5、計11両で1セットを構成。各装置は7tトラック(特大型トラック)をベースにした車両に搭載されています。

架橋システムの運用には1個小隊単位で行われ、本部、機材操作班、作業班で編成。約2時間で1セットの架橋が可能となっています。
架橋作業は自動化されている部分が多く、81式自走架柱橋の半分以下の仕事量で幅4.2m、橋長最大60mの橋が設置可能。通過させられる車両重量も最大60tまで増えています。

茨城県にある施設学校・勝田駐屯地の記念行事では07式機動支援橋の橋節供給や繰り出しなどの動作展示を実施。実際の河川への架橋ではありませんが装置各部位の動きがよくわかる展示になっています。

  • 架橋方法概要
  • 1.架設車が対岸までガイドビームを伸ばす
  • 2.アームによって橋節をビーム上に載せていく
  • 3.ビーム上に載せた橋節を送る
  • 4.次の橋節を載せて繋げて送る
  • 5.これを繰り返して対岸まで伸ばし最後に導板を載せて完成

架設車の操縦席に隊員が搭乗してアームを操作。ビームや橋節にあるアーム部アタッチメントの突起を差し込む穴へ操縦席上の隊員が目視により接続します。自動化されていない重機操作を見ると施設科隊員の操縦技術の高さをうかがえます。
他にも架設車のアウトリガー展開やビーム・橋節の連接、繰り出しなどは有線式の携帯操作箱で操作します。