陸自調査団 【陸上自衛隊装備品】
戦車・機動戦闘車
高い防護力と機動性、装甲を貫通する戦車砲を併せ持つ装甲戦闘車両で履帯(キャタピラ)による足周りは不整地でも舗装路とかわらない速度での走行が可能です。装甲への複合素材の使用やC4Iなどのネットワーク化された指揮統制装置により戦車による作戦も変化しています。
近年では国土の多くが舗装路になり対テロ対処による市街地戦闘を想定して装輪車両の重要性も高まっています。機動戦闘車はそんな装輪(タイヤ)の車体に戦車砲を搭載した新しい戦う車両です。
戦車
10式戦車
日本の地形にあった軽量・コンパクトな戦車として開発された74式戦車の後継機となる第3世代戦車です。スラロームや後退間での安定した射撃、C4Iでのネットワーク連携、モジュール装甲など最新技術が使用されています。90式戦車
冷戦時にロシア(旧ソ連)のT-80戦車に対処するため戦後3番目に開発された陸上自衛隊の第3世代戦車です。水冷式エンジンや120mm滑空砲、自動装填装置、複合素材装甲などハイテクが詰め込まれた世界最強レベルの戦車です。74式戦車
戦後2両目となる第2世代の戦車で61式戦車の後継として導入されました。サスペンションには国産初の油気圧式が採用され平地同様の射撃が可能で主砲に51口径105mmライフル砲を搭載。74式戦車改(G型)も4両だけ生産されています。機動戦闘車
16式機動戦闘車
陸上自衛隊としては初となる105mmライフル砲を搭載した装輪式の戦闘車両(MCV)で、8輪コンバットタイヤ車体に砲塔を搭載して10式戦車の防御装置などを備えます。C-2輸送機による空輸も可能となっています。-
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- 99式自走155mm榴弾砲
- 203mm自走榴弾砲
- 96式自走120mm迫撃砲
- 87式自走高射機関砲
- 多連装ロケットMLRS
- 155mm榴弾砲FH70
- 81mm迫撃砲L16
- 120mm迫撃砲RT
- 84mm無反動砲
- 03式中距離地対空誘導弾
- 地対空誘導弾 改良ホーク
- 11式短距離地対空誘導弾
- 81式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 91式携帯地対空誘導弾
- 01式軽対戦車誘導弾
- 12式地対艦誘導弾
- 88式地対艦誘導弾
- 中距離多目的誘導弾
- 79式対舟艇対戦車誘導弾