陸自調査団 【陸上自衛隊装備品】
火砲・榴弾砲・迫撃砲・無反動砲
放物線を描いて遠方の敵部隊に砲弾を撃ち込み広範囲に面制圧する榴弾砲や迫撃砲。これらは大型トラックなどの牽引運搬により前線から離れた後方に展開して支援射撃をする大砲です。支援には通常弾以外にも装甲車両に有効な対戦車榴弾や視界を遮る煙幕弾など状況に合わせて使用されます。他にも無反動砲(バズーカ)や対戦車弾なども装備されています。
榴弾砲
155mm榴弾砲FH70
イギリス、西ドイツ、イタリアにより共同開発された牽引式野戦榴弾砲で、陸上自衛隊では日本製鋼所によりライセンス生産が行われています。APUと呼ばれる補助動力で短距離移動も可能です。半自動装填機能で1分間に6発の連続射撃が実現されています。迫撃砲
81mm迫撃砲L16
64式81mm迫撃砲の後継として配備されたイギリスのRO社の軽迫撃砲。国内では豊和工業によりライセンス生産が行われています。有効射程の延長と軽量化がされていて分解して複数の人員による運搬も可能です。重迫撃砲よりも小銃小隊に密接した火力支援が行なえます。120mm迫撃砲RT
高機動車などの車両により牽引運搬する重迫撃砲。陸上自衛隊の普通科部隊としては最大の火砲です。対人だけではなく対戦車榴弾を使用することで装甲車両などにも有効に打撃を与えることができます。無反動砲
84mm無反動砲M2/M3(B)
スウェーデン製のカール・グスタフと呼ばれる携帯式対戦車火器。射撃と同時に火砲後方にガスなどを噴射して反動を最小限できるのが無反動砲(バズーカ)です。素材の変更などにより軽量化された「M3(B型)」も新たに導入されています。-
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- 99式自走155mm榴弾砲
- 203mm自走榴弾砲
- 96式自走120mm迫撃砲
- 87式自走高射機関砲
- 多連装ロケットMLRS
- 155mm榴弾砲FH70
- 81mm迫撃砲L16
- 120mm迫撃砲RT
- 84mm無反動砲
- 03式中距離地対空誘導弾
- 地対空誘導弾 改良ホーク
- 11式短距離地対空誘導弾
- 81式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 91式携帯地対空誘導弾
- 01式軽対戦車誘導弾
- 12式地対艦誘導弾
- 88式地対艦誘導弾
- 中距離多目的誘導弾
- 79式対舟艇対戦車誘導弾