陸自調査団 【陸上自衛隊装備品】
銃火器(小銃・機関銃・ライフル等)
防衛出動など戦闘時には火砲や戦車だけではなく、隊員個人が小銃や機関銃を携行して敵に対処しなくてはなりません。普通科隊員が小銃や機関銃を使用して車上から射撃。小銃小隊が徒歩により前進して敵部隊と戦闘する場合もあります。
戦車や装甲車を操縦する隊員も自衛用として機関銃や拳銃を携帯もします。トラックや装甲に重・軽機関銃を搭載して接近してくる敵への機銃掃射にも使われます。
小銃(アサルトライフル)
89式5.56mm小銃
64式7.62mm小銃の後継として開発された国産のアサルトライフル。NATO標準の5.56mm弾が採用されています。射撃モードも単発・3点射撃・連射の選択が可能です。64式7.62mm小銃
M1ガーランドの後継として1964年に正式採用された戦後初の国産小銃です。陸上自衛隊以外にも航空・海上自衛隊、海上保安庁にも配され89式5.56mm小銃に更新が進められています。機関銃(マシンガン)
5.56mm機関銃 MINIMI
62式7.62mm機関銃の後継として導入したベルギー製の機関銃で、89式5.56mm小銃と同じ弾薬が使用できます。給弾は状況に応じて弾倉・リンクベルトを使い分けられます。62式7.62mm機関銃
1962年に正式採用された戦後初の国産機関銃で、7.62mm機関銃M1919の後継として日本人の体格に合わせて開発されました。派生型としてを車載用に改良した74式車載7.62mm機関銃も開発されています。12.7mm重機関銃 M2
世界各国でも信頼性の高さや量産性・汎用性の良さから使われ続けているアメリカ製の重機関銃です。戦車や装甲車両の自衛火器、陣地防衛、ヘリ航空支援ドアガン射撃など多目的に使用されます。74式車載7.62mm機関銃
M1919A4重機関銃の後継として62式7.62mm機関銃を改良して車載化した機関銃。三脚架に取り付けての使用可能ですが主に戦車や戦闘装甲車の主砲同軸機関銃として搭載されて自衛などの射撃に使われます。9mm機関拳銃
11.4mm短機関銃に代わる指揮官や車両搭乗員の護身用に配備されているサブマシンガン。9mm拳銃と同様の弾薬が使われています。命中精度よりも連射による牽制を目的としています。狙撃銃
対人狙撃銃 M24 SWS
陸上自衛隊としては初めてとなる本格的な対人狙撃銃でアメリカのレミントン社製の狙撃用ライフルです。構造の単純化と精度を求められているため給弾はボトルアクションの単発式です。擲弾銃(グレネードランチャー)
96式40mm自動擲弾(てきだん)銃
手榴弾を銃から撃ち出す擲弾(てきだん)銃として日本独自開発された軽量型オートマチック・グレネード・ランチャーです。銃架でも使用可能ですが主に96式装輪装甲車に搭載して対人・対装甲車両目的に使われます。-
- 装備品一覧はこちら
-
- 99式自走155mm榴弾砲
- 203mm自走榴弾砲
- 96式自走120mm迫撃砲
- 87式自走高射機関砲
- 多連装ロケットMLRS
- 155mm榴弾砲FH70
- 81mm迫撃砲L16
- 120mm迫撃砲RT
- 84mm無反動砲
- 03式中距離地対空誘導弾
- 地対空誘導弾 改良ホーク
- 11式短距離地対空誘導弾
- 81式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 91式携帯地対空誘導弾
- 01式軽対戦車誘導弾
- 12式地対艦誘導弾
- 88式地対艦誘導弾
- 中距離多目的誘導弾
- 79式対舟艇対戦車誘導弾