陸自調査団 【陸上自衛隊装備品】
地対空誘導弾(ミサイル)
敵部隊の戦闘機や攻撃ヘリ、巡航ミサイルなどの空の脅威を迎え撃つ(迎撃)する装備。部隊の戦車や装甲車、火砲などを守るため地対空誘導弾(ミサイル)を地上展開させます。強力な滑空砲を備える戦車や遠方から砲弾を撃ち込んでくる榴弾砲などの地上部隊を敵も撃破しようと航空戦力を使います。飛翔してくる速度や距離などさまざまな状況に対応した誘導弾が配備されています。
中距離
03式中距離地対空誘導弾
ホーク改の後継として開発された純国産の中距離地対空誘導弾。重装輪車ベースの車両後部に誘導弾格納コンテナを搭載。射撃時にはコンテナを垂直に立てミサイルを発射します。有効射程は約50kmともされ航空自衛隊が装備するPAC-3におとらない性能を持っています。地対空誘導弾 改良ホーク
レーダー、発射機、装填車などから構成される中距離地対空誘導弾。誘導弾(ミサイル)などは運搬車に搭載して3t半トラックで牽引して移動します。目標を補足して発射した後には誘導弾が自動追尾するセミ・アクティブレーダー誘導方式に切り替わります。短距離
11式短距離地対空誘導弾
81式短距離地対空誘導弾の後継として開発された純国産の純国産誘導弾。巡航ミサイルや高機動戦闘機などに対処が可能になりました。誘導弾格納容器は横一列に4本並べた構造になりレーダーにはアクティブ・フェーズド・アレイが採用されています。81式短距離地対空誘導弾(C)
3t半トラック後部に地対空誘導弾が4発入る旋回式発射機を搭載している純国産の短距離地対空誘導弾。「C型」は射程の延長、撃墜率、対妨害性などの改良型が施され光波弾と電波弾を選択して使用できます。近距離
93式近距離地対空誘導弾
高機動車後部に91式携帯地対空誘導弾が4発入ったコンテナを2基搭載した近距離目標を迎撃する誘導弾。照準機搭載のヘルメットとコントローラーで目標を捕捉・追尾して射撃手が誘導弾を発射します。91式携帯地対空誘導弾
91式携帯地対空誘導弾はFIM-92スティンガーの後継として国産開発された個人携行式の地対空ミサイル。赤外線誘導やカメラ画像認識により誘導され低速・低空の目標撃破の目的で使用します。夜間戦闘能力を高めたSAM-2改(B)も調達されています。-
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- 99式自走155mm榴弾砲
- 203mm自走榴弾砲
- 96式自走120mm迫撃砲
- 87式自走高射機関砲
- 多連装ロケットMLRS
- 155mm榴弾砲FH70
- 81mm迫撃砲L16
- 120mm迫撃砲RT
- 84mm無反動砲
- 03式中距離地対空誘導弾
- 地対空誘導弾 改良ホーク
- 11式短距離地対空誘導弾
- 81式短距離地対空誘導弾
- 93式近距離地対空誘導弾
- 91式携帯地対空誘導弾
- 01式軽対戦車誘導弾
- 12式地対艦誘導弾
- 88式地対艦誘導弾
- 中距離多目的誘導弾
- 79式対舟艇対戦車誘導弾