陸上自衛隊 東部方面混成団 創立2周年記念行事

  • 実施:2013年5月26日(日)
  • 場所:武山駐屯地(神奈川県 横須賀市)
駐屯地開門

東部方面混成団 創立2周年記念行事が武山駐屯地で行われました。
神奈川県横須賀市所在に所在する武山駐屯地に、混成団本部が置かれています。
朝霞、駒門、板妻、武山、相馬原の各駐屯地による混成部隊です。

9時少し前に武山駐屯地正門が開きました。
開門前かかなりの人数が列んでいます。
駐屯地に入ると、まず装備品展示が目に入ってきます。
航空自衛隊も武山分屯基地がここにあるので、パトリオットシステムPAC-2も展示。
近くには陸上自衛隊化学科部隊の化学防護車があります。

駐屯地内メイン道路から少し進むと、装備品展示会場があります。
こちらには新装備の「中距離多目的誘導弾」があります。
2012年の富士総合火力演習で初公開された装備です。
陸上自衛隊広報センターにも試作車両が展示してあります。

87式対戦車誘導弾と01式軽対戦車誘導弾です。
戦闘訓練展示にも登場する、戦車や装甲車両を撃破するミサイルです。
普通科隊員が肩に担いで射撃します。

観閲式・記念式典

9時50分をすぎると、式典会場に観閲部隊が入場してきました。
部隊入場に先行して演奏を担当する音楽隊が入場。
東部方面音楽隊が演奏を担当します。

観閲式参加部隊がグラウンドに集まりました。
この部隊をまとめる観閲部隊指揮官が1/2tトラックに搭乗して入場。
部隊を整頓させて執行者を待ちます。

観閲式準備が整い、10時を経過すると執行者がVIP車両で入場。
観閲式執行者には東部方面混成団団長が担当します。
式台に登壇した執行者へ栄誉礼が行われます。

車両に搭乗して国旗が入場。
国旗が登壇し、国歌演奏が行われます。

執行者による「巡閲
観閲式参加部隊を執行者が確認していきます。

祝辞」です。
混成団団長と市議会議員により述べられました。

観閲行進

記念式典は観閲行進へと移行していきます。
まず、徒歩で各部隊が行進します。

武山駐屯地|観閲行進:各部隊 武山駐屯地|観閲行進:各部隊  武山駐屯地|観閲行進:各部隊

今年度入隊された新入隊員や女性自衛官などが行進しています。
混成団ならではの多種多様な部隊です。
新入隊員ということもあり、まだ64式7.62mm小銃を携行しています。

徒歩部隊に続いて車両部隊の行進です。
先頭には観閲式部隊指揮官搭乗の82式指揮通信車です。
続いて、普通科部隊の装備の軽装甲機動車と高機動車。

高機動車に牽引されて120mm迫撃砲RTが進みます。
12.7mm重機関銃M2を搭載した96式装輪装甲車も行進します。

普通科部隊通過後には「祝賀飛行」も実施。 会場上空をUH-1Jが通過していきます。

行進最後には機甲科部隊の戦車の行進。
順に74式戦車90式戦車10式戦車です。
駒門の機甲教育隊の装備で、3世代の戦車の行進が見られました。

ドリル演技・自衛隊体操

観閲式終了後に様々なアトラクションも実施されました。
まずは高等工科学校生徒による「ドリル演技」です。
この武山駐屯地には高等工科学校があります。
工科学校の創立記念行事も、ここ武山で行われます。

M1ガーランド小銃を巧みに操り、華麗なる演技を披露。
ウェーブなど連携した動作が素晴らしいです。
フィニッシュには小銃の空砲射撃でしめます。

工科学校生徒退場後、女性自衛官が入場して来ました。
約200名による隊員による合唱で、全2曲の合唱を披露していただけました。

女性自衛官がに続き、奥の林から大勢の隊員が走ってきました。
男性自衛官のみによる自衛隊体操です。

ラジオ体操とは違う、自衛隊伝統の体操です。
約900名による集団体操でした。

特別儀仗隊展示・太鼓演奏

これはなかなか見られない貴重な展示。 特別儀仗隊による「栄誉礼展示」です。
海外の国賓など迎える際に行われる特別な儀式です。
第302保安警務中隊によって行われます。

今回はアメリカ合衆国大統領を迎えるのを想定し行われます。
両国の国旗が掲げられ、国歌演奏が行われます。
ここでも東部方面音楽隊が活躍しますが、実際に中央音楽隊が担当します。

国歌演奏後、受礼者(大統領)による巡閲です。
指揮者に先導され、部隊を確認していきます。
部隊は非常に規律のとれた素晴らしい動作です。
この後、天皇や総理大臣に会うことになります。

自衛太鼓の演奏です。
武山の太鼓と東部方面隊の太鼓です。

戦闘訓練展示

戦闘訓練の開始です 状 況 開 始 !! 敵部隊が占拠する建物と陣地を制圧します。
会場にUH-1Jが飛来して来ました。

UH-1Jにはレンジャー隊員が搭乗しています。
敵部隊を確認するため、敵地に降下します。

降下後、レンジャー隊員は速やかに作戦地域へ展開。
UH-1Jは反撃を避けるためにすぐに離脱します。

敵の状況を確認するため、偵察オートバイが進入して来ました。
身をかがめての操縦しています。
武装した軽装甲機動車も進入します。
敵の銃撃に対して、5.56mm機関銃MINIMIで応戦します。

敵の攻撃で偵察部隊のオートバイが被弾。
オートバイを盾にして敵情を確認します。

状況を確認した偵察隊員は、応援を要請し離脱します。
オートバイが大破しているため、偵察隊員は軽装甲機動車に乗車して離脱します。

部隊を援護するため、支援射撃を行う155mm榴弾砲FH-70が進入してきました。
短距離の移動のため、FH-70は補助動力(APU)で自走しての進入です。

野戦特科部隊の榴弾砲だけではなく、普通化の迫撃砲でも支援射撃を行います。
高機動車に牽引され、120mm迫撃砲RTも進入して来ました。

FH-70、120mm迫撃砲RTともに射撃準備のため展開を開始。
牽引してきた高機動車から120mm迫撃砲をはずして射撃準備。

続いて81mm迫撃砲L16も進入して来ました。
装甲車両に対応するために、87式対戦車誘導弾も投入されます。

迫撃砲、榴弾砲共に準備が進みます。

120mm迫撃砲RT、87式対戦車誘導弾の準備ができました。
87式対戦車誘導弾は今回、片撃ちの体勢です。

155mm榴弾砲FH-70による支援射撃です。
敵陣地に弾着しました。

迫撃砲も155mm榴弾砲FH-70と同じく、射撃を行います。
敵陣地へ弾着し、損害を与えていきます。

ここへ装甲化された部隊の投入です。
90式戦車10式戦車の進入です。
90式戦車の土煙が激しく、10式戦車は見えない状態です。

96式装輪装甲車軽装甲機動車も進入します。

敵の攻撃に対し、96式装輪装甲車が12.7mm重機関銃M2で応戦します。
10式戦車も同軸機関銃を射撃しながら前進。

155mm榴弾砲FH-70による射撃です。

圧倒的火力で敵を追い詰めていきます。
部隊の突撃に対し、突撃支援射撃を行います。
敵戦車へ90式戦車が突撃します。

戦車部隊の後を隊員を乗せた96式装輪装甲車が続きます。
敵陣地へ到着後、速やかに下車し展開します。
10式戦車も敵戦車を追い詰めます。
周辺の敵に対して、74式車載7.62mm機関銃を射撃。

部隊が突入して敵陣地を奪取しました。
この様に普通科、機甲科、特科の連携で作戦が行われます。 状 況 終 わ り !!

装備品展示・体験搭乗

訓練展示に使用した装備品が会場に展示されました。
120mm迫撃砲RT155mm榴弾砲FH-7010式戦車などです。

体験試乗も行われました。
74式戦車の試乗はあっという間に定員になりました。
戦車の試乗はよく行われますが、96式装輪装甲車は珍しいです。
せっかくなので今回は装輪装甲車に試乗します。

ヘルメットを被り、後部ハッチより中へ。
後部乗員室上部のハッチより乗り出し乗車です。
とても快適なドライブでした。

このような感じの混成団記念祭でした。
模擬売店も多数あり、昼食を取りました。
駅までのバスはすし詰めです。