はたらくくるま2021 in 佐野プレミアム・アウトレット
中央即応連隊車両展示
開 催:2021年12月12日(日)
場 所:佐野プレミアム・アウトレット(栃木県 佐野市 越名町2058)
佐野プレミアム・アウトレットで開催「はたらくくるま2021」
栃木県 佐野市にある佐野プレミアム・アウトレット。
ここで、自衛隊、消防、警察などの特殊車両の展示イベント「はたらくくるま2021」が開催されました。
佐野プレミアム・アウトレットで、この様な車両大集合イベントは初開催とのことでした。
イベントは、10時スタートという事でしたが、すでに開始前から展示車両の周りには多くの方々が集まっていました。
アウトレットの店舗やフードコートも10時から開店なのにです。初開催なのも、陸上自衛隊や栃木県警が展示する車両がとても珍しいのも理由でしょうか。
そしてこちらが「レクサスLC500パトカー」
こんなレア車両が一度にそろうイベントもなかなか珍しい。これまでにも栃木県警では、ホンダのNSXなどをパトカーに使用しています。
ちなみに、GT-Rとレクサスは県警が購入したのではなく、寄付された車両だそうです。
栃木県警だけじゃないよ。自衛隊もバイクを展示しています。
こちらが陸上自衛隊の「偵察用オートバイ」
県警の白バイ同様に乗車して記念撮影ができました。このオートバイは、斥候(偵察)に使われるオフロードタイプの車両です。
紹介が前後しましたが、今回の装備品展示は、宇都宮駐屯地の中央即応連隊が来てくれています。偵察用オートバイ以外にも中即連(CRR)の装備が多数見られました。
こちらはLAVでおなじみの「軽装甲機動車」です。
そしてこちらが中央即応連隊にしか配備されていない「輸送防護車」です。
車両底部がV型構造で、地雷やEOD(即席爆弾)から乗員を防護する装甲車。オーストラリア製のブッシュマスターを日本仕様(右ハンドル)で輸入・配備しています。
2015年の配備当初は4両でしたが、2021年現在は8両まで配備が増えています。
海外で要人を安全に輸送するため、燃料タンクが外部に付いていたり、コンバットタイヤの装着など、様々な工夫がされています。
車両には、5.56mm機関銃MINIMIの銃座を備えています。
戦闘用車両ではなく、あくまでも輸送時の自衛装備なので、12.7mm重機関銃 M2の搭載は想定されていません。
こちらもワイヤーカッターが付いています。
ワイヤーカッターは、派遣先の地域でワイヤートラップや電線などから乗員を守る装備です(走行時に首などを引っ掛けて切断しないためのものです)
中央即応連隊には、2019年に爆発装置処理隊が創設されました。この爆発物のプロが使用している「多目的防護衣」です。
映画で見たことがある方もいるかと思いますが、爆発物を処理する隊員が装着して、爆風や破片から身を守る装備です。
このカナダ製の新タイプは、まだ陸上自衛隊にしかないとのことでした。
なんと今回、この防爆スーツを試着することができました。率直な感想は、重い(スーツ、ヘルメット合わせて約31.5kg)よりも息苦しいが強かったです。
装着手順は、まず、脚部を装着。続いて股部分。そして胴体をつけて、ヘルメットを被ります。
左腕部分に内部ファン等を操作するコントローラーも備わっています。
この30kg以上の防護衣に、酸素ボンベを背負ったり処理機材を携行する場合もあるとか。
自衛官の方々の日頃の訓練には頭が下がります。
装着体験は他にも、防弾チョッキや鉄帽(ヘルメット)ができました。偵察隊のヘルメットを被ってオートバイに乗る方が多かったですね。
さすがに防爆スーツは大人しか着られません(大きさと重さで)
でも、栃木地方協力本部ブースには、子供制服試着コーナーが用意されています。
栃木地本ブースでは「組み紐作成体験」もできました。
好きな色の紐を選んで、優しい自衛官のお兄さん、お姉さんが作り方を教えてくれてましたよ。
地本ブース隣では、宇都宮駐屯地クッキーなどのグッズ販売ブースも出展されていました。
「佐野市消防本部」の展示。輸送防護車のとなりに、化学消防車が展示されています。
佐野消防の車両には「火消しさのまる君」のエンブレムが描かれています。
火消しになっても腰にはしっかりと、いもフライがありますね。
化学消防車の側面機材もオープンになっていてじっくりと見学ができました。この前で記念撮影する方もけっこういましたね。
他にも佐野消防は、査察広報車を展示していました。こちらにも火消しさのまる君が描かれています。
「JAF 栃木支部」の展示。はたらく車は、自衛隊や消防、警察だけじゃないんです。
万が一のためのドライバーの心強い味方。
JAF(日本自動車連盟)のレッカー車です。
JAFブースではレッカー車以外にも、子供制服試着や子ども安全免許証の発行なども行われ、長い待機列ができる程でした。
ジェイアールバス関東もラッピングバスを展示しています。
佐野市キャラクターの「さのまる君」と名物グルメが描かれた楽しいバスです。
ラッピングバスには乗車もできて、車内で記念撮影される家族もけっこういらっしゃいました。
JRバスでも、子供制服試着ができ、かわいい運転手さんに変身していました。
はたらくくるまイベントには、特別ゲストとして「さのまる君」も来場される事になっています。
予定では、第1回が11:30、第2回が14:00に会場に現れるはずです。
そして、11:30になって会場で待っていると、モール側から引率されてやってきました。
美味しそうな、いもフライが腰に備わっています。
さのまる君が来場する少し前。栃木県警キャラクターの「ルリちゃん」も県警ブース付近に来ていました。
栃木県警察では「とまって、とちぎ県」を合言葉に、横断歩道のある道路で車が止まってくれない県からの脱却を目指しています。
栃木県ではこれまで、横断歩道のある道路で車が止まってくれないランキングで、ずっとワースト1位でした。その割合は、一時停止率が0.9%(2018年)。
2019年には、広報活動のかいもあって少し改善されてきていはいますが、まだまだです。
歩行者、ドライバー共に、交通に優しい県になってほしいですね。
県警コーナーで広報活動している「ルリちゃん」。そこへ「さのまる君」が合流して撮影会が始まりました。
GT-Rとレクサスに挟まれての撮影会です。
パトカーに囲まれて、2人のキャラクターが揃うのはなかなか珍しい光景です。
ラッピングバスも可愛かったけど、本当のさのまる君はもっとかわいかった。
季節は、クリスマスシーズンなので、佐野プレミアムアウトレットも、クリスマスの雰囲気になっています。
ディズニーなツリーや装飾がそこら中に見られました。
イベントダイジェスト(スライド)
イベント参加の部隊と地本(チホン)について
今回のイベントに参加した自衛隊の部隊と地域事務所です。
自衛隊の仕事に興味がある方は下記までお問い合わせください。
【自衛隊栃木地方協力本部 足利地域事務所】
電話:0284-73-0230
→ 栃木地方協力本部 足利地域事務所公式サイト
→ 栃木地方協力本部公式Twitter
→ 宇都宮駐屯地公式サイト
イベント開催場所
- 【イベント実施場所】
- 佐野プレミアム・アウトレット
(栃木県 佐野市 越名町2058)
- 【アクセス:電車】
- ●東武鉄道佐野線「佐野市駅」~ 徒歩約30分(約2.5m)
- 【アクセス:バス】
- ●JR・東武鉄道「佐野駅」
「佐野新都市循環線」乗車~「佐野プレミアム・アウトレット」下車
→「関東自動車サイト:発着停留所運賃・時刻検索」をご確認ください
- 【駐車場(無料)】
- 第1~7までの駐車場が無料で利用できます
→「佐野アウトレット公式HP:お車でのお越しの方」はこちら
→「佐野アウトレット公式HP:電車・バスでのお越しの方」はこちら
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