トレッサ横浜 14周年オートモールフェア
自衛隊車両と神奈川地方協力本部が広報展示を実施
開 催:2022年3月12日(土)・13日(日)
場 所:トレッサ横浜(神奈川県 横浜市)
トレッサ横浜の14周年イベントに自衛隊がやってきた!
神奈川県 横浜市にあるトレッサ横浜で「14周年オートモールフェア」が開催。
イベントでは、はたらくクルマ展示コーナーが行われ、自衛隊からも神奈川地方協力本部の広報ブースや軽装甲機動車などの自衛隊車両を展示しました。
1枚目の写真はトレッサ横浜の北棟。2階のオートモールで神奈川県警の展示を実施しています。
では、自衛隊展示を見ていきましょう。今回、車両や装備品は武山駐屯地の第31普通科連隊から来ています。
武山駐屯地は、航空自衛隊 武山分屯基地や高等工科学校が隣接する陸上自衛隊駐屯地。東部方面混成団も所在している駐屯地です。
続いて「高機動車」です。災害派遣もで活躍する多用途車両なので、自衛隊に詳しくない方でもテレビなどで目にする機会が多いと思います。
トヨタのメガクルーザーを自衛隊仕様にした車両で、基本は装甲が施されていないトラックです。
大人から子どもまで、運転席、後部乗員席に乗り放題でした。
しっかりと感染対策としてアルコール消毒が置いてあったり、定期的な消毒なども実施されています。
後部の乗降部には頭をぶつけてもケガしない様に、入口天井部分にウレタンが巻いてありました。
他にも流石だなと感心したのが、ドア部分の固定です。
高機動車をヘリで吊り上げる時に使うボンネットのフック部分にロープを掛け、それでドアが動かない様に固定していました。
子どもが扉の開閉で指などを挟まないための安全対策です。
危険ははじめから排除しておくのが危険予知の基本。小さな気づかいですがとても大切なことです。
→「高機動車」の詳細はこちら
偵察活動や災害派遣での状況把握で活躍する「偵察用オートバイ」。小型で小回りがきくので迅速な対応ができる頼れるバイクです。
カワサキのKLX250という250ccのオートバイを自衛隊仕様にしたものです。
偵察用オートバイも乗車体験ができました。乗り降りの度にアルコール消毒をしての感染対策をされています。
ヘリコプター、トラック、ゴムボートなど、いろんなものに載せてどこへでも行けるかっこいいヤツです。
→「偵察用オートバイ」の詳細はこちら
そして災害派遣での炊き出しなどでも大活躍するのが、この「野外炊具1号(22改)」
防災訓練や駐屯地・基地一般開放イベントの装備品展示では目にする機会はありますが、市街地での広報イベントでは珍しい展示装備です。
野外炊具1号(22改)なので、マイコン制御で立ち消え防止機能付きなど、より使いやすく改良されたバージョンです。
性能としては、45分以内に200人分(最大250人分)の、煮る、焼く、揚げるなどの調理ができます。
加熱調理だけではなく、皮むき器が付いていたり、冷蔵装置が付属もしています。
また、かまど部分を取り外して単独で使用できるのも22改はの特徴。最初からかまど部分だけにしたものが「野外炊具2号(改)」です。
→「野外炊具1号(22改)」の詳細はこちら
最後に忘れてはいけないのが「3t半トラック」です。正式には「31/2tトラック」という名称になります。
野外炊具を牽引してきたのがこのトラックで、他にも水タンクや火砲なども牽引したりもします。
警察のレスキュー車や消防の特殊車両にも使われ、多少の浸水程度なら走り続けられる「いすゞのトラック」です。
側面のバンパーは可動式で、荒れ地や高い段差のある場所を走行する場合は上げることもできます。
後部の荷台には荷物や器材だけでなく、訓練や災害派遣に向かう隊員が乗車したりもします。そんな姿を見たこともある方もいるのではないでしょうか。
広報ブースではパネル展示も実施。今回は陸海空自衛隊の職種紹介です。
各自衛隊で独自の職種があり、ここで紹介されているのはごく一部です。
この職種とは別に「特技」というものがあり、例えば航空自衛隊には整備員という職種の中に、ヘリコプター整備員や計器整備員などの特技に分かれます。
トレッサ横浜14周年イベント:港北消防署の展示
トレッサ横浜14周年イベント:神奈川県警察の展示
神奈川県警察の展示は北棟の2階で、3階まで吹き抜けになっています。
なので3階から展示を眺めることもできます。
上からパトカーを見ると、テレビの警察24時などで上空映像でしか見られない「港2」などの天井表示も見れたりしました。
パトカーに乗って記念撮影もできたので、けっこう並んで待っている方がいました。
赤色灯を点灯してくれるサービスもしてくれたりしました。よく見かけるクラウンパトカーですが、近くで見るとやっぱりかっこいいですね。
パトカー、白バイの他にも、子ども向けのミニ車両もありましたよ。
ポケ白バイと白バイを比べてみると、機能や装備をそのままにミニ化したバイクだとわかります。
ちょっとのお出かけに欲しいなと思える小さなバイクです。
トレッサ横浜14周年イベント:その他の展示と特別展示車両
特別展示車はもう1台あります。
詳しくないのでよくわかりませんが、DENSO KOBELCOのGTスープラの様です。
車両はレクサスLC500を使っているので、栃木県警のレクサスパトカーと同じ車種ですね。
一般車のスポーツタイプもそうですが、スピードの出るクルマのブレーキパッドってお高いんですよね。
ブレーキを確実に効かすために素材も特別で摩耗も早いので、維持費が凄いと聞いたことがあります。
展示で見るだけなら楽しいけど、実際に所持してみるとどうなんだろう。
会場にはカラーコーンでコースができています。
ここは、TOYOTAの小型歩行モビリティ「C+Walk」の試乗体験ができる場所です。
普通免許などが無くても体験できたので、試乗されている方もそれなりにいました。
メインは自衛隊展示を見に来ましたが、予告に無かった神奈川県警の展示やカッコいい特別展示車も見られたので、充実した内容でした。
自衛隊の展示は2021年に続いて2回目の様です。
前回は「神奈川地本 はまにゃんがやってくる」イベントだったので、車両も2種だけだった様です。
また、人が集まるショッピングモールで市街地広報をやってもらえると、自衛隊を知ってもらえる機会が増えます。是非、今後も続けていってほしいです。
イベントダイジェスト(スライド)
イベント参加の部隊と地本(チホン)について
今回のイベントに参加した自衛隊の部隊と地域事務所です。
自衛隊の仕事に興味がある方は下記までお問い合わせください。
【自衛隊神奈川地方協力本部 横浜出張所】
電話:045-521-6027
→ 神奈川地方協力本部 横浜出張所公式サイト
→ 神奈川地方協力本部公式Twitter
イベント開催場所
- 【イベント実施場所】
- トレッサ横浜
(神奈川県 横浜市 港北区師岡町700)
- 【アクセス:電車】
- 東急電鉄東横線「大倉山駅」東口 ~ 徒歩約15分(約1.2km)
- 【駐車場】
- 駐車台数:北棟1300台/南棟1400台
- 利用時間:9:30~23:30
- 利用料金:無料でご利用いただけます
→ 「トレッサ横浜公式HP:アクセス」はこちら
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