イオンタウンふじみ野 あつまれ働くクルマ2022
埼玉地方協力本部が自衛隊車両を展示
開 催:2022年5月5日(木・祝)
場 所:イオンタウンふじみ野(埼玉県 ふじみ野市 福岡2-1-6)
イオンタウンふじみ野 あつまれ働くクルマ2022
埼玉県 ふじみ野市にあるイオンタウンふじみ野で「あつまれ働くクルマ2022」が、ゴールデンウィーク期間中の2022年5月5日(木・祝) こどもの日に開催。
東武東上線 上福岡駅から徒歩約20分の場所にあるイオンの駐車場の一角にある、ヒマラヤ公園横の特設会場で実施されました。
自衛隊、消防、警察、JAF、郵便局など、様々な職種で活躍するクルマ達が大集合するイベントです。
→「あつまれ働くクルマ2022 in イオンタウンふじみ野」のイベント情報はこちら
埼玉地方協力本部の広報ブース・自衛隊車両展示
自衛隊からは「埼玉地方協力本部 入間地域事務所」の広報ブース、大宮駐屯地の車両が出展。
15時頃に会場へ着きましたが、展示ブース・車両ともに、たくさんの人が見学・体験されていました。
では、働くクルマイベントということで、各展示車両について紹介します。
まずは、自衛隊の特殊車両から見ていきましょう。
今回の展示車両は、埼玉県 さいたま市にある、陸上自衛隊 大宮駐屯地の第32普通科連隊の車両が来ています。
こちらはその第32普通科連隊の「軽装甲機動車」です。
損傷に強いランフラットタイヤを装備しているので、災害派遣時にも瓦礫や悪路の多い地域でも活動できます。
体験乗車ができたこちらの車両はこちらは「高機動車」です。
この後部の乗員席(荷台)には、最大8名が乗車できます。
また、このサイズの車両ですが、後輪も旋回時に進行方向側に動くので、狭い道でも意外と小回りがききます。
軽装甲機動車と高機動車は、陸上自衛隊を代表する車両です。
高機動車は、装甲は施されていませんが汎用性があって、レーダーや通信器材を搭載した装備品にも使われています。
軽装甲機動車は、航空自衛隊の基地警備用にも配備され、陸上自衛隊とは少しカラーリングが異なります。航空自衛隊の航空祭などで基地へ行く際は見てみてください。
そして、写真の所々に見切れている、こちらのキャラクターは「埼玉地方協力本部」の地本(チホン)キャラ「サイポン」です。
サイポンは、陸(りく)・海(うみ)・空(そら)がいて、このパイロットヘルメットをかぶっているのは、サイポン(そら)です。
来場者と記念写真を撮ったり、子供たちにチビっ子限定シールを配っていました。
ポーズをお願いすると快く対応してくれましたよ。
サイポンは、主に埼玉県内の自衛隊や埼玉地本のイベントに登場します。
その地本が来るイベントでは、車両とは別に器材展示や制服試着などができる広報ブースも出展されます。
「自衛官募集」の のぼりなどを見ると近づきにくいかもしれません。
でも、パンフレットやグッズがもらえたり、現役自衛官の、お兄さん、お姉さんが自衛隊のことについて色々とお話してくれます。
お祭りなどで出展していたら、是非立ち寄ってみてください。
この広報ブースに、今回は珍しいものが展示されていました。
2021年に運用が終了・退役した、航空自衛隊の戦闘機「F-4EJファントム」の操縦桿や計器類です。
最近、見て・触れる展示器材として作られたと噂には聞いていました。まさかもう見られるとは思っていませんでした。
こちらは、気圧や水平などのアナログメーターが付いた「計器類」と、照準が表示される「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」です。
F-4EJファントムの「操縦桿」です。
戦闘機というか、飛行機好きなら一番さわってみたい部分ではないでしょうか。
フライトゲームのスティックと同じく、人差し指部分にバルカン砲(機関砲)のボタン、その他、親指でミサイル等のウェポンリリースや姿勢制御等を行います。
F-4EJファントムの「スロットル」です。
レバーが2つあって、それぞれが左右のエンジン出力になっています。
その他、スイッチがいっぱいあるので、説明を読んでみてください。
ちなみに、このスロットルを上げて、そこからもう一段階上げると、アフターバーナーになるそうですよ。
(この器材はアフターバーナーまでは動かない様に調整されていました)
運用が終わった装備品を、触れる展示として活用する取り組み。とても素晴らしいことだと思います。
できれば今後、VRゴーグルとあわせて体験できると、もっとパイロット気分を体感できていいかなと。
広報ブースには他にも、色々な展示があります。
海上自衛隊の砕氷船「しらせ」が持ち帰った「南極の氷」と「南極の石」です。
イベントは11時から行われ、晴天でそれなりに気温もありましたが、南極の氷はまだこの大きさで残っています。
純度が高いのか圧縮されて詰まっているからなのか、なかなか溶けにくい氷です。
車両展示をした、第32普通科連隊は、第1師団隷下の部隊です。
その第1師団のPRとして、各SNSも紹介されていました。
自衛隊はTwitterやInstagramでのPRも活発で、第1師団以外にも公式SNSが多くあります。
大宮駐屯地のTwitterや所在部隊の中央特殊武器防護隊の公式もあります。
各部隊・駐屯地の活動や日常の様子が見られますので、是非、見てみてください。
→ 大宮駐屯地公式Twitter
→ 中央特殊武器防護隊公式Twitter
その他の働くクルマの展示
会場には自衛隊以外にもたくさんの働くクルマが展示されています。
消防、警察などの公安系も来ていますが、企業や市の働くクルマもあります。
子供たちに人気の赤い車「入間東部消防のポンプ車」です。
ナンバーが「119」なのは偶然なのか、広報用なのかわかりませんが・・・
ふじみ野市の排水ポンプ車です。
河川氾濫などで国土交通省んお排水ポンプ車が出動しますが、ふじみ野市でも別で保有している様です。
近年、豪雨災害が増えているので、遊水地の整備等とあわせて、こういう車両も各市町村にも配備が必要ですね。
玉地本参加の働くクルマイベントは久しぶりでした。
コロナ禍前は、お祭り市などのイベントにも積極的に地本は参加していました。
少しずつですが、こういう自衛隊や警察、消防が見られて体験できるイベントが増えてきて嬉しいです。
イベントダイジェスト(スライド)
イベント参加の部隊と地本(チホン)について
今回のイベントに参加した自衛隊の部隊と地方協力本部です。
自衛隊を知りたい!自衛官の仕事に興味があるなどの方は下記までお問い合わせください。
■自衛隊埼玉地方協力本部 入間地域事務所
電話:04-2923-4691
→ 埼玉地方協力本部公式サイト
→ 埼玉地方協力本部公式Twitter
■陸上自衛隊 大宮駐屯地
→ 大宮駐屯地公式Twitter
■陸上自衛隊 第1師団
→ 第1師団公式サイト
→ 第1師団公式Twitter
イベント開催場所
- 【イベント実施場所】
- イオンタウンふじみ野
(埼玉県 ふじみ野市 福岡2-1-6)
- 【アクセス:電車】
- ●東武鉄道東上本線「上福岡駅」東口 ~ 徒歩約20分(約1.0km)
- 【駐車場】
- 駐車台数:1800台
- 利用料金:無料
- 【駐輪場(自転車・バイク)】
- 駐車台数:660台
- 利用料金:無料
→「イオンタウンふじみ野公式HP:アクセス」はこちら
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