第1師団創立60周年記念･練馬駐屯地創設71周年記念行事
【訓練展示（部隊紹介）】

式典後「部隊紹介」として、火砲、戦闘車、小銃など、空砲射撃も実施される訓練展示が実施されます。

まず最初に、第1特科隊による「155mm榴弾砲FH70」の展示。

155mm榴弾砲FH70が補助動力で会場に進入後、射撃展開を開始しました。
この火砲を運用する、第1特科隊は山梨県の「北富士駐屯地」から来ている部隊です。

155mm榴弾砲FH70の空砲射撃
赤い旗を上げると同時に射撃炎が確認できました。

2門のFH70で、各2発射撃を実施。

射撃実施後は、速やかに陣地転換します。
敵に発射地点を特定され、反撃による損害を避けるためです。

続いて、第1特科隊のもう一つの火砲の紹介へ。

第1音楽隊、105mm榴弾砲の進入

105mm榴弾砲の射撃準備

105mm榴弾砲の射撃体制

105mm榴弾砲の空砲射撃

105mm榴弾砲の空砲射撃

105mm榴弾砲の陣地転換

第1偵察戦闘大隊の、軽装甲機動車、偵察用オートバイによる行動展示。

軽装甲機動車から60mm迫撃砲を隊員が携行してきました。
個人で運搬可能で機動性に優れる60mm迫撃砲の射撃準備を開始。

60mm迫撃砲の模擬射撃

敵陣地へ弾着
速やかに陣地転換をして離脱します。

偵察用オートバイの緊急離脱

87式偵察警戒車が会場に進入。

87式偵察警戒車の機動走行

16式機動戦闘車の進入。

16式機動戦闘車の機動走行

16式機動戦闘車の空砲射撃

16式機動戦闘車の離脱

敵が即席爆弾トラップを設置。

陣地展開する「野外通信システム」

第1普通科連隊の、軽装甲機動車が進入。

軽装甲機動車の1両が、敵の仕掛けた即席爆弾トラップで損傷。
LAVから負傷した隊員を助け出します。

負傷した隊員の救出

負傷した隊員を救出中、救出している隊員が敵の狙撃にて被弾。

負傷者救出の援護のため、支援の軽装甲機動車進入。
車上の、5.56mm機関銃MINIMIの射撃で敵を牽制します。

敵のスナイパーがレンジャー塔の上から狙撃していました。
軽装甲機動車からの射撃でスナイパーを無力化していきます。

続いて、敵が化学物質を散布。
化学物質を特定・検知するため、化学防護車が進入。

化学物質の除染のため、除染車3形も進入。

重レッカの進入。
損傷して走行不能の軽装甲機動車を回収します。

重レッカによる軽装甲機動車の牽引

化学防護車の離脱

除染車3形の離脱

野外通信システムの離脱

軽装甲機動車の離脱

大宮駐屯地所在の第32普通科連隊による行動展示。
デザートカラーの迷彩服を着ているのは、敵工作員です。

軽装甲機動車の後ろ側で、隊員がドローンを操作。
小型のドローンで敵情偵察を行って、作戦を検討します。

ドローンによる敵情偵察

第1高射特科大隊の、93式近距離地対空誘導弾
重迫撃砲中隊の、120mm迫撃砲RTを牽引する高機動車

120mm迫撃砲の射撃準備

120mm迫撃砲の模擬射撃

迫撃砲弾、弾着！
敵工作員と装甲車を無力化。

敵の反撃。
迫撃砲部隊の隊員達が防御姿勢で回避します。

迫撃砲中隊の陣地転換

敵航空機が作戦地域に侵入との情報が！
第1高射特科大隊の、93式近距離地対空誘導弾が警戒態勢に入ります。

敵航空機を誘導弾発射機でロックオン！

敵航空機の迎撃成功！

93式近距離地対空誘導弾の陣地転換

軽装甲機動車の離脱

高機動車（120mm迫撃砲牽引）の離脱

高機動車（120mm迫撃砲牽引）の離脱

93式近距離地対空誘導弾の離脱

第34普通科連隊の行動展示。 第34普通科連隊は、静岡県御殿場市の板妻駐屯地にある「板妻駐屯地」所在の部隊です。

1/2ｔトラックのトレーラーに、81mm迫撃砲L16を分解搭載。
複数人でも運搬可能な小型迫撃砲の射撃準備を開始。

81mm迫撃砲L16の模擬射撃

迫撃砲弾の弾着
迅速に陣地転換開始！

1/2ｔトラック（パジェロ）の離脱。

第1師団司令部付隊が装備する「支援車」の紹介。
通称：トイレカーと呼ばれている、全国的にも数少ない貴重な車両です。

第1施設大隊のグレーダー

訓練展示（装備紹介）終了後、師団長が退場されます。
退場時も、会場の来場者に敬礼であいさつをしてくれました。ありがとうございます。
訓練展示後も、駐屯地内では体験試乗、装備品展示、紹介ツアー、体験イベントなどが行われています。

「装備品紹介ツアー」へ続きます 「記念式典・観閲式」に戻ります