富士学校･富士駐屯地 開設59周年記念行事
[模擬戦闘訓練展示：前編]

富士教導団による模擬戦闘訓練展示が開始されます。 状況開始!! 敵に占拠された陣地を奪取します。UH－1Jが進入して航空偵察を実施。上空から敵の戦力などの敵情を調べています。

航空偵察により敵の状況を確認し、次の行動へ移ります。
UH－1Jよりレンジャー隊員がリペリング降下実施。降下用ロープが降ろされました。

レンジャー隊員による降下開始。降下後には速やかに展開して次の行動へ移ります。

敵の状況を探るためレンジャー隊員は敵陣地奥へとへ前進。レンジャー隊員を降ろしたUH－1Jは離脱します。

地上からより詳しい敵情を調べるため、機動力のある偵察用オートバイが進入。地上偵察を開始。
その時、偵察オートバイが敵の攻撃を受けました。オートバイを盾にして応戦。その間も状況を確認します。

敵の戦力を把握した偵察隊員は作戦本部へ攻撃部隊を要請。そして偵察用オートバイ速やかに離脱します。巧みに敵の攻撃を避けながら離脱していきます。

部隊前進の要請を受けた装甲化された偵察部隊が進入します。
87式偵察警戒車が進入。武装した車両による威力偵察が開始されました。
主砲同軸の74式車載7.62mm機関銃して敵へ攻撃。射撃しながら前進を続けて敵陣地奥深くへと進んで行きます。

その時、敵陣地に新手の敵戦車が登場! 敵部隊は戦車を保有していた模様です。

敵部隊の戦力はかなりの装備と火力を有していると判断。次なる部隊投入前に支援射撃を実施します。203mm自走榴弾砲が陣地進入します。進入してきた203mm自走榴弾砲が射撃準備を開始しています。

続いて155mm榴弾砲FH-70も自走により進入。FH-70はトラックによる牽引以外にも短距離ならAPUと呼ばれる補助動力により自走が可能です。
155mm榴弾砲FH-70も射撃準備を開始。203mm自走榴弾砲、FH-70が2門ずつ、計4門の榴弾砲により支援射撃を実施します。

特科部隊による射撃準備が完了。支援射撃が開始されます。

支援射撃の初段弾着! 敵陣地へ弾着した砲弾が炸裂して敵部隊を撹乱し、被害を与えた様です。
この支援射撃にあわせて前進する部隊を投入。90式戦車が進入し、機動力を生かして前進していきます。

90式戦車は敵陣地へむけて前進を続けながら、主砲の120mm滑空砲を射撃。
もちろん空砲ですが74式戦車の105mm砲の空砲に比べると迫力は小さいです。

90式戦車の主砲による射撃とあわせて特科部隊も射撃。155mm榴弾砲FH-70も支援射撃続けています。
この連続した攻撃により敵陣地への被害、敵戦車への損害を与えました。

前進を続ける90式戦車が後退を開始。敵陣地前方に地雷原を確認。このまま前進を続けるのは危険なため一時後退します。
障害処理や敵部隊を追い詰める部隊突撃は模擬戦闘訓練展示：後編へ。