2023年5月27日(土)に「令和5年度 富士総合火力演習」が実施されます。
一般公開については実施されません。
(令和5年度以降の「富士総合火力演習」についても一般公開は行われません)
- ■実施日時
- 2023年5月27日(土)
※一般公開中止
(当日はYoutubeでライブ配信予定)
- ■実施場所
- 陸上自衛隊 東富士演習場 畑岡地区
(静岡県 御殿場市 中畑)
- ■公式サイトリンク
- 陸上自衛隊HP総合火力演習詳細
陸上自衛隊サイト
陸上自衛隊Twitter
『令和5年度 富士総合火力演習』と今後の総火演について
令和5年度以降の「富士総合火力演習」については、一般公開が実施されません。
これは、日本が置かれている周辺地域における安全保証環境の厳しさ 及び 複雑化に対して、防衛力の抜本的強化が必要になっているためです。
これまで一般公開等の対応に割かれていた部隊の人員や時間は、本来の目的である部隊教育に使われ、隊員達の育成に注力されていきます。
演習当日には「陸上自衛隊広報チャンネル」にてライブ配信が予定されています。
■陸上自衛隊広報チャンネルでのLIVE配信について
総合火力演習の当日、2023年5月27日(土)に、富士教導団を中心とした普通科、機甲科、特科部隊等による演習内容が「ライブ配信」されます。
戦車、火砲、小銃小隊などの射撃や行動がドローンによる空撮映像で見られます。
また、会場に行っても見られない、後方展開している榴弾砲や迫撃砲陣地等の様子も、臨場感ある映像と解説で見ることができます。
以下の「陸上自衛隊広報チャンネル:令和5年度 富士総合火力演習」からライブ配信をご覧いただけます。
令和5年度 富士総合火力演習
イベントの最新情報や詳細は、陸上自衛隊公式サイト・SNSをご確認ください。
→「陸上自衛隊公式HP:総火演詳細」
→「陸上自衛隊公式サイト」
→「陸上自衛隊公式Twitter」
令和4年度 富士総合火力演習内容:2022年ライブ配信内容
2022年に実施された「令和4年度 富士総合火力演習」のLIVE配信内容です。
前段では「陸海空の主要装備による実弾射撃」
後段は「シナリオに基づく島嶼部の戦闘」として演習が行われました。
■我が国の安全保障環境説明
●領域横断作戦
・敵を物理的に破壊する火力:陸海空戦力
・敵を無力化するその他の手段:サイバー、宇宙、電磁波
■前段:陸海空の主要装備による実弾射撃
●情報収集活動
【艦船・航空機の偵察】
・航空自衛隊 E-2C早期警戒機
・沿岸監視隊
・通信情報隊
・電子線部隊等
●統合運用によるシームレスな情報獲得手段
・航空自衛隊 早期警戒管制機
・航空自衛隊 レーダーサイト
・海上自衛隊 対潜哨戒機
・陸上自衛隊 沿岸監視隊
●会場展開(各種打撃手段)
・12式地対艦誘導弾
・03式中距離地対空誘導弾
・11式短距離地対空誘導弾
※映像で誘導弾射撃を放映
●ネットワーク電子戦システム(NEWS)
※映像で電磁波による打撃による効果
●中域用UAV
・スキャンイーグル
●狭域用UAV
・スカイレンジャー
※UAV撮影による映像放映
●普通科部隊(小火器射撃)
・20式5.56mm小銃
・対人狙撃銃(減音器付き)
・対人狙撃銃(減音器なし)
●精密誘導火力
・多連装ロケットシステム
射撃展開・映像で射撃放映
・96式多目的誘導弾システム(地動誘導装置、発射装置)
1発射撃
・中距離多目的誘導弾
2発連続射撃
・89式装甲戦闘車
79式対舟艇対戦車誘導弾の射撃✕2
・87式対戦車誘導弾
1発射撃
・01式軽対戦車誘導弾
軽装甲機動車から射撃(低伸弾道モード)
96式装輪装甲車から射撃(ダイブモード)
●砲迫部隊
【迫撃砲】
・60mm迫撃砲
・81mm迫撃砲L16
・120mm迫撃砲RT(着発射撃✕4)
【榴弾砲】
・指揮車両:82式指揮通信車
・155mm榴弾砲FH70✕1
・19式装輪自走155mm榴弾砲✕1
・99式自走155mm榴弾砲✕1(小移動射撃)
・155mm榴弾砲FH70✕10(曳下射撃)
・榴弾砲、迫撃砲による同時弾着射撃✕39
●ヘリコプター部隊
・観測ヘリコプターOH-1
目標捜索
・対戦車ヘリコプターAH-1S
20mm機関砲
・戦闘ヘリコプターAH-64Dアパッチロングボウ
●高射部隊
・87式自走高射機関砲✕2
35mm機関砲
・93式近距離地対空誘導弾
行動展示
●戦車火力
・74式戦車✕4
・90式戦車✕4
横行行進射撃
直行行進射撃
躍進射撃
●戦車等火力(ネットワーク射撃)
・16式機動戦闘車✕2
後進間射撃等
・10式戦車✕4
スラローム射撃
躍進射撃
後進間射撃
■後段:シナリオに基づく島嶼部の戦闘
領域横断作戦による島嶼部の奪還
【第1期:統合による対艦戦闘 及び 地上部隊による敵の着上陸侵攻阻止】
●対艦戦闘準備・攻撃
・海上自衛隊 P-1対潜哨戒機による偵察行動
・ネットワーク電子戦システム(NEWS)
・12式地対艦誘導弾
・護衛艦による艦対艦ミサイル射撃(映像)
・F-2支援戦闘機(上空通過)対艦攻撃
・03式中距離地対空誘導弾(誘導弾迎撃)
・11式短距離地対空誘導弾(誘導弾迎撃)
●偵察行動
・多用途ヘリコプターUH-1J搭載
・偵察用オートバイ進入
●即応機動連隊展開
・偵察用オートバイ進入
・軽装甲機動車
●増強即応機動連隊
・96式装輪装甲車
●NEWS 及び UAVによる情報収集、FCCSによる射撃統制
・中距離多目的誘導弾による上陸舟艇への射撃
・16式機動戦闘車による上陸舟艇への集中射撃
・中距離多目的誘導弾による通信車両への射撃
・120mm迫撃砲RTによる支援射撃
●近接戦闘部隊による攻撃
・16式機動戦闘車小隊
・対人狙撃銃による敵指揮官狙撃
・96式装輪装甲車(40mm自動擲弾銃、重機関銃)
・84mm無反動砲射撃(対戦車榴弾)
・110mm個人携行対戦車弾
・下車戦闘(小銃射撃)
・84mm無反動砲射撃(発煙弾)
【第2期:重要正面に対する水陸両用・空挺作戦】
●空挺団偵察小隊
・支援火力調整所によるUAV等による偵察の指示
●F-2支援戦闘機による攻撃
・レーザーJDAM攻撃
●水陸機動団による強襲上陸
・対戦車ヘリコプターAH-1Sによる援護射撃
・水陸両用車AAV7上陸(スモーク)
・AAV7からの下車展開
・84mm無反動砲射撃(対戦車榴弾)
・水陸両用車AAV7による重機関銃射撃
・小銃小隊による射撃
・V-22オスプレイによる着上陸支援
●空中機動による重要目標の奪取
・対戦車ヘリコプターAH-1Sによる援護射撃
・多用途ヘリコプターUH-60JAからのリペリング降下
・大型輸送ヘリコプターCH-47JAからのリペリング降下
・V-22オスプレイによる空中機動部隊の降着
・大型輸送ヘリコプターCH-47JAによる汎用軽機動車の空輸
・中距離多目的誘導弾による上陸車両への射撃✕3
●空挺作戦
・空挺団による大型輸送ヘリコプターCH-47JAからの降下
【第3期:増援部隊による敵の撃破】
●UAV等による偵察活動
●射撃による偵察
・60mm迫撃砲
・16式機動戦闘車
・87式偵察警戒車
●上陸部隊への攻撃の実施
・ネットワーク電子戦システム(NEWS)による妨害攻撃
・多連装ロケットシステムMLRS(映像射撃)
・中距離多目的誘導弾による防空火器への射撃✕2
・96式多目的誘導弾システムによる指揮官車両攻撃
●攻撃準備射撃
・89式装甲戦闘車
・74式戦車
・155mm榴弾砲FH70(後方展開陣地)
・92式地雷原処理車による障害処理の実施
・70式地雷原爆破装置による障害処理の実施
・施設科部隊による戦車用通路の拡幅(爆破処理)
●敵部隊の減殺
・89式装甲戦闘車
・74式戦車
・155mm榴弾砲FH70(攻撃前進支援射撃)
・87式自走高射機関砲(対空戦闘)
・全火力による突撃支援射撃の実施
●突撃の実施
・90式戦車小隊(射撃実施)
・96式装輪装甲車小隊
・89式装甲戦闘車小隊
●続行部隊の投入
・16式機動戦闘車
・発煙弾発射
・戦果拡張
令和4年度 富士総合火力演習
■スライドで見る「令和元年度 富士総合火力演習 学校予行」
2019年8月22日(木)に実施された「令和元年度 富士総合火力演習 学校予行」。本番は2019年8月25日(日)ですが撮影は学校予行の様子です。
最新の水陸両用車AAV7や16式機動戦闘車の活躍が多く見られ、最新の試作車両として19式装輪155mm自走榴弾砲展示のみ行われました。演習内容にも多次元統合防衛力の構築としてサイバー・ネットワーク戦の紹介も実施。74式戦車や203mm自走榴弾砲などの装備が参加が無く時代の変化を感じました。
お問い合わせ
イベントに関するご質問は下記までお問い合わせください。
【陸上自衛隊 陸上幕僚監部】
陸上自衛隊HPお問い合わせページ
演習実施場所
- ■演習実施場所
- 陸上自衛隊 東富士演習場 畑岡地区
(静岡県 御殿場市 中畑)
- 【アクセス:電車】
- ●JR御殿場線「御殿場駅」~ 約10km
- 御殿場駅から徒歩で約2.5時間かかります
富士総合火力演習について
富士総合火力演習は、静岡県 御殿場市にある陸上自衛隊 東富士演習場 畑中地区を中心に、陸上自衛隊最大規模で行われる部隊教育実目的の実弾演習です。
例年は、一般の方々にも自衛隊への理解を深めてもらう目的で応募による一般公開が行われています。
2021年、2020年は一般公開中止でライブ配信のみ行われましたが、ドローンによる空撮や戦車や航空機内の様子も、臨場感ある映像で見ることができました。
令和4年は、2022年5月28日(土)に「令和4年度 富士総合火力演習」として実施。2021年同様に新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から一般開放は中止。ライブ配信が行われました。
令和3年は、2021年5月22日(土)に「令和3年度 富士総合火力演習」として実施。2020年同様に新型コロナウイルスの感染拡大防止のため一般公開中止でライブ配信が行われました。
令和2年は、2020年5月24日(日)に「令和2年度 富士総合火力演習」として実施されましたが、一般公開は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止。当日には広報チャンネルにてライブ配信を行いました。
令和元年は、2019年8月25日(日)に「令和元年度 富士総合火力演習」として実施され、応募・抽選による一般公開も実施。19式装輪自走155mm榴弾砲が初公開されたり、AAV7による水陸機動団の行動展示などが見学できました。
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